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イギリスのスラング10選【よく使われる英語表現やフレーズ】

イギリスのスラング10選【よく使われる英語表現やフレーズ】

こんにちは、Islaです。

イギリスに在住経験があります。

 

今回の記事は

イギリスに行く予定だから現地の英語について知っておきたいな〜
イギリス特有の英語表現について知って、実際に使えるようになりたい!
映画や現地で実際に耳にするけど、何て言っているのか聞き取れない..

といった方向けに解説していきます。

イギリスでよく扱われている英語表現が例文と共に分かり、実際の場面で英語が聞き取れるようになって自分から積極的に使うことが出来るようになる!!

1. Are you alright?

Are you alright?はよく聞くフレーズですよね!

大丈夫?と聞かれているみたいで驚くかもしれませんが、実はこれイギリス特有のHow are you?と同じような意味で使われる挨拶です。

お店やカフェなど、どこに行ってもAre you alright?と初対面の人にも使われる表現です。

ちなみに、よくある疑問としてall rightとalrightの違いは以下です。

all right
フォーマルな表現で使われる

alright
カジュアルな表現で、文面などでよく使われる
all rightを簡略化したのがalright

他にも例を上げると、よく耳にするalreadyという単語はall readyを簡略化したものです。

 

2. Bloody

Bloody(ブラディー)は、「とても」や「本当に」など強調する意味を持っています。

綺麗な言葉使いではないですが、いわゆるFワードよりは弱い表現です。

そのため、比較的どの階級の人も使うようなスラングです。

よく聞く例としては以下です。

bloody hell しまった!,最悪だ!
bloody brilliant すごい!,お見ごと!

映画「戦場のメリークリスマス」に出演していたイギリスの有名ミュージシャンのデヴィッド・ボウイも、作中で「Bloody hell」と言っています。

そして「素晴らしい」という意味のbrilliant(ブリリアント)と、ポジティブな意味を持つ単語と一緒に使われる場合は褒め言葉になります。

例えば映画ハリーポッターと賢者の石での1シーン。

マクゴナガル先生による変身術の授業に遅れてしまったロンは、先生がまだ来ていないことに安心していると、猫に変身していた先生が現れて「That was bloody brilliant!(変身お見ごとでした!)」と焦って褒め称えています。

 

3. Cuppa

Cuppa(カッパ)は、紅茶大国であるイギリスならではの表現です。

Cup of tea(一杯の紅茶)を短縮してcuppaと言われています。

普通cup of teaはカップに入った一杯の紅茶と、数えられるので冠詞のaをつけてa cup of teaと表現します。

ですが、このスラングであるcuppaを使う時にはa cuppaとなるため、短縮した形にaは含まれていないようです。

 

4. Fancy

Fancy(ファンシー)は「空想」や「装飾的な」などの意味がありますが、イギリスでは「〜が欲しい」や「〜が好き」という意味でよく扱われています。

likeやwantのようにして表現されます。

My sister fancies Tom. 私の妹はトムが好きだよ。
Do you fancy a cuppa? お茶しない?

cup of teaのスラングcuppaと一緒に使われることも多いです。

 

5. It’s not my cup of tea

It’s not my cup of teaも、イギリスでは頻繁に使われています。

「好みではないもの」や「気に入っていないもの」という意味で使われています。

That director’s film isn’t my cup of tea.
その監督の映画あんまり好きじゃないんだよね。

このように、何かを「自分の好みではない」と否定する場合によく使われている表現です。

 

6. Cheers

Cheers(チアーズ)は英語で乾杯という意味があります。

そして、イギリスでは「ありがとう」という意味で頻繁に使われます。

カジュアルな表現なのでお店の定員さんへのお礼や友達同士で「Thank you」の代わりによく使われています。

男性がよく使うフレーズとして「Cheers man!(ありがとう!)」と表現されることもあります。

 

7. Dodgy

Dodgy(ドジー)は「怪しい」や「危ない」といった意味で、イギリス以外にもオーストラリアやニュージーランドでも使われています。

That is a dodgy area so you had better not to go there.
あの辺は危ないから行かないほうがいいよ。

I saw a dodgy man hanging around here last night.
昨日の夜、怪しい男がここをうろついてるのを見たよ。

治安の話しをする時などにもよく出てくる表現です。

 

8. loo

loo(ルー)は、イギリスのスラングで「トイレ」です。

アメリカではrestroom、イギリスではtoiletと表現したりします。

イギリスではこの「loo」がよく使われています。

Excuse me, where is the loo?
すみません、お手洗いはどこですか?

このトイレをlooと呼ぶのは、女性がよく使う表現です。

 

9. Mate

mate(メイト)はイギリスで頻繁に耳にする表現ですが、現在ではオーストラリアやニュージーランドでも使われています。

そしてこのmateは「友達」や「仲間」といった意味があり、友達という意味のfriendよりも身近な感じで親しみを込めて使われています。

mateは、男性がよく使う表現です。

I’m waiting my mate. 友達を待ってるんだ。
cheers mate! ありがとう!

「ありがとう」という意味のスラングCheersとも一緒によく使われます。

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10. Posh

posh(ポッシュ)は、「上流階級の」や「お金持ちの」といったニュアンスでイギリスで使われる表現です。

このPoshという言葉は元々「豪華な」などの意味がありますが、スラングとしては良い意味では使われていません。

He lives in a posh area in London.
彼はロンドンのポッシュなエリアに住んでるよ。

「あいつ高級住宅街に住んでるんだぜ」といった感じに、イギリス人らしい皮肉めいた表現としてよく使われます。

 

以上が「イギリスのスラング10選【よく使われる英語表現やフレーズ】」でした。

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