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イギリスでも使われる温度表現【摂氏℃と華氏℉の違い】

イギリスでも使われる温度表現【摂氏℃と華氏℉の違い】

こんにちは、Islaです。

イギリスに在住経験があります。

 

今回の記事は

イギリスの天気予報での温度が分からないんだけど..
海外で体温計を使ったら97度だったんだけど、どういうこと?
華氏℉って分かりにくいなー。摂氏℃での目安や計算方法は?

といった方向けに解説していきます。

分かりにくい華氏℉の、摂氏℃での目安や計算方法が分かるようになり℃ → ℉(華氏から摂氏)への変換が少し楽になる!

華氏(℉)とは?

摂氏はCelsius(セルシウス)と呼ばれ、日本でもお馴染みの温度℃を表す単位です。

セルシウスという名前は、スウェーデンの天文学者のアンデルス・セルシウスに由来しています。

現在では、摂氏で表される温度が主流となっています。

一方、華氏とはFahrenheit(ファーレンハイト)と呼ばれる温度℉で表される単位です。

ファーレンハイトという名前は、ドイツの物理学者のガブリエル・ファーレンハイトに由来しています。

この華氏℉は現在、イギリスやアメリカなどで使用されています。

摂氏と華氏の基本的な温度は以下です。

基準の温度 摂氏 華氏
凝固点 0℃ 32℉
沸点 100℃ 212℉

華氏は、液体が個体になる凝固点から液体が沸騰する沸点まで180℉の違いがあります。

つまり、摂氏で1℃上がると華氏では1.8℉上がることになります。

 

華氏から摂氏への計算方法

摂氏℃から華氏℉を求める公式があります。

  • 摂氏で1℃上がると華氏では1.8℉上がる
  • 摂氏が0℃の時点で華氏は32℉

という点から、このような計算式となっています。

(華氏℉−32)÷1.8=摂氏℃

例えば50℉の摂氏℃を知りたいとします。

この公式に当てはめると、まず50℉−32=18となります。

そして出た数字で18÷1.8=10となるので、50℉は10℃だと分かるといった具合です。

 

摂氏での華氏の目安

気温や体温など、日常でよく使われる温度は以下です。

摂氏 華氏
0℃ 32℉
10℃ 50℉
20℃ 68℉
30℃ 86℉
35℃ 95℉
40℃ 104℉

華氏を扱っている国でも、料理で使うオーブンや冷蔵庫などの家電製品は摂氏℃で表されていることが多いです。

それに反して、天気予報や体温計などは華氏℉で表される場合があるので覚えておくと便利です。

華氏℉は10℃ごとに18℃変化があるので基準値を1つ覚えてしまえば、ざっくり20℃の変換をすれば大体の目安を掴むことができます。

そのため、10℃が50℉と覚えてしまえば

59℉だった場合、50℉から約10増えたので15℃

68℉だった場合、50℉から約20増えたので20℃

という風に大体の目安で5℃ごとに10℉、10℃ごとに20℉変化するということだけ抑えれば良いので計算が楽になります。

 

以上が「イギリスでも使われる温度表現【摂氏℃と華氏℉の違い】」でした。

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