こんにちは、Islaです。
イギリスとアイルランドに在住経験があり、英会話講師のお仕事もしています。
今回の記事は
といった方向けに解説していきます。
感情を表す動詞の正しい使い方や考え方が分かり、実際の英会話で役立てることができる!!
よく使われる感情を表す受動態の英単語(形容詞)
よく耳にする以下の2つの文があります。
- She is surprising.
- She is surprised.
この意味の違いが分かりますか?
surprise(サプライズ)には驚かす,びっくりさせるといった意味があります。
このように感情を表す動詞は、最後にingやedが付く形に変化することで意味が異なります。
まず、日常会話でよく使われる感情を表す単語をいくつかご紹介します。
interested 興味を持った
surprised 驚いた
excited 興奮した
shocked 衝撃を受けた
frightened おびえた
bored 退屈した
impressed 感動した
embarrassed 恥ずかしく思う
disappointed 失望した
annoyed イライラした
frustrated 挫折した
これらの英単語はedで終わる受動態の形容詞です。
最後にingを付けても形容詞となるので「何が違うんだろう?」と困惑してしまいがちですが、現在分詞と過去分詞で分けて考えると分かりやすいです。
つまり、現在分詞は能動態で過去分詞は受動態ということです。
そのため以下のように訳すことができます。
ing 〜する,させる
ed 〜させられる
このことから先ほどの例文2つを訳すとこうなります。
She is surprising. 彼女は驚くべき人だ。
She is surprised. 彼女は驚いた。
ingを付けることで彼女は驚くことをする人=驚かせる人→驚くべき人となっています。
つまり、彼女は驚くという感情を起こさせる原因ということです。
edを付けることで彼女は驚かせられた=驚いたとなっています。
つまり、彼女は驚くという感情を起こさせられた人ということです。
この訳から能動態と受動態の違いが分かるかと思います。
主語によって変化するingとed
ingとedの使い分けをもう少し分かりやすく解説をすると、状況によって以下の2つのパターンに分けるということです。
ing 「こと・もの」が主語の場合
ed 「人」が主語の場合
これを覚えると使い分けをしやすいですが、ingが付く単語を使ってこのように「人」についての表現をする場合もあります。
He is exciting. 彼はワクワクさせるような人だ。
彼にはワクワクさせるという感情を起こさせる原因があります。
そのため、感情を起こさせる原因があるものに対してはingを使用して表現をします。
このことから「He is excited.」なら「彼はワクワクさせられた。」側なのでワクワクさせた原因が他にあるということになります。
このようにしてingとedを使い分けることができます。
この能動態と受動態を理解することによって、何だか退屈している友達を見かけて..
× He is boring. 彼はつまらない人だよね。
と言った誤解を招く間違った表現をしないですみます!
(彼が本当につまらない人ならば正しい表現ですが..)
彼が退屈していると思った時は
◯ He is bored. 彼はつまらなそうにしているね。
が正しい表現です!
実際の会話で失礼なことを言ってしまわないように、ぜひこの感情を表すingとedの使い分けを身に付けて円満なコミュニケーションをとって英会話を楽しんでいただけたらと思います。
以上が「英語の感情を表す形容詞【ingとedの使い分けと英文法】」でした。
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