2021.06.24 更新
こんにちは、Islaです。
イギリスでのワーホリ経験があります。
今回は
といった方向けに解説していきます。
イギリスのワーホリ制度についての理解が深まり、申請条件と抽選申請の流れがよく分かる!!
そもそもワーキングホリデーって何なの?
その名の通り「work」&「holiday」つまり、休暇を目的とした就労可能なビザ制度のことです。
そして、協定を結んだ2つの国それぞれの文化や生活の理解を深めて、若い人達のグローバルな視点を養う機会を提供する制度です。
就職して働くこともできるし、語学学校に通うこともできる、ただひたすら観光しているだけでもOK、といった感じの自由度が高いことが特徴なので、とても人気のビザ制度です。
対象年齢は18~30歳で、基本的には1年間の滞在が許可されています。(申請時に30歳なら渡航時に31歳でもOK)
イギリスのワーホリ最大の特徴
特徴1
現在のイギリスのワーキングホリデー制度は滞在期間が通常1年間の他国と比べて、なんと無条件で2年間の滞在が可能です!
人気のオーストラリアのワーホリは延長するのにファームのお仕事をすることが必須だったりするのに比べて、条件なしに2年間も滞在ができるのはすごく魅力的です。
1年間の行事を2回も体験出来るし、機会を逃してもまた来年があるからなって思えるのは気持ち的に余裕もできて、色々なことに挑戦が出来て、しっかりと生活に溶け込めます。
特徴2
イギリスでのワーホリは就労制限無しです!
ワーホリをするにあたって大きな条件、それは就労制限です。
例えば、人気のオーストラリアでは同一雇用主の元では6ヶ月しか働くことが出来ません。1年間という期限がある滞在で、仕事を見つけるまでにも時間がかかるうえに受かってもようやく慣れてきた頃に辞めなければなりません。さらに残りが数ヶ月しかないのに新しい職場を見つけることは難しいです。そもそも初めから6ヶ月しか働けないという条件で雇ってもらうというのもなかなか大変で、英語が話せないなら尚更です。
他には、「週に35時間まで」など就労時間の制限がある国もあります。
そういった観点から考慮すると就労制限なしのイギリスのワーホリ制度はとても魅力的です。

「ではなぜ2年も働くことが可能なのか?」
このイギリスのワーホリビザの名前YMS(Youth Mobility Scheme)は、Youth(ユース) 若者のMobility(モビリティ)可動性のあるScheme(スキーム)制度つまりは、「若い外国人の移動の自由と労働力の生産を上げる制度」といったような意味合いになっています。
そのためイギリスのワーホリは、実は「ワーホリビザ」ではなく、「就労ビザ」ということになります。
ワーホリが休暇を目的とした就労可能なビザ制度なのに対して、イギリスのYMSは就労を目的としたビザ制度です。
そのため入国審査の際に聞かれた時には、休暇を目的としてではなく、就労を目的としていることを明示すると良いです。
それでも、イギリスで「ワーキングホリデービザ」という言葉は普通に通じていました。
よくある質問で「なんのビザでイギリスにいるの?」と聞かれて、日本人が「ワーホリだよ」と言うことに対して、どんなビザなのかを他国の人達も理解はしているので「え?ワーキングホリデーって何?」とはならないので大丈夫です。
ただ、YMSが就労を目的としたビザだと言うことが頭に入っていれば問題はないです。
イギリスのワーホリ申請条件まとめ
年齢 | 18~30(申請時に30歳なら渡航時に31歳でもOK) |
---|---|
健康状況 | 良好 |
扶養の家族同伴 | 不可 |
過去のワーホリ経験 | イギリスのワーホリビザを以前取得したことがある人は再度申請することはできない |
資金 | £2,530の資金証明が必要
(£1=140円の計算で約35万円相当) |
滞在期間 | 最長2年間 |
定員 | 通常1000名ですが2021年は1500名に変更されました
(1月と7月の抽選により決定) |
就労制限 | 無し |
ビザ申請費用 | £244
(£1=140円の計算で約3万4千円相当) |
IHS(健康保険料) | 1年£470×2 (2年分)
(£1=140円の計算で約13万相当) |
イギリスのワーホリ申請方法
イギリスのワーホリ抽選の申請方法は、既定のメールアドレスに必要事項を記入して自身のメールアドレスから決められた期日までに1通送信します。
申請方法の詳細はこちらのイギリス大使館の公式Webサイトから確認できます。
既定のメールアドレス
イギリス大使館のワーホリ申請専用のメールアドレス
Japan.YMS2021@fcdo.gov.uk
必要事項
必要事項は英語で記入します。
件名に名前と生年月日とパスポートの番号を記入
本文には名前と生年月日とパスポートの番号に加えて電話番号も記入
日付はイギリスの日付表示の仕方で記入(例 01/01/2021)
決められた期日
2021年の1月の抽選は下記の日程でした。
2021年1月25日(月)12:00(正午)〜 2021年1月27日(水)12:00(正午)
1月の抽選により800名が選ばれました。
残りは7月に抽選を予定しています。
2021年は定員が1500名に増員されたため、7月の抽選では700名の募集となります。
2021年の7月の抽選は下記の日程で決定されました。
2021年7月12日(月)12:00(正午)〜 2021年7月14日(水)12:00(正午)
イギリスのワーホリ情報の注意点
注意点1
イギリスのワーホリはすごく人気で年々取得することが難しくなっているのが現状です。
そこで注意してもらいたいことが、「こちらで申請すれば必ずワーホリのビザが取得できます」とか「実は他では知られていない裏ワザがあって、こうすれば抽選で当選しますよ」といった類の詐欺行為です。
こういったものは弱みに漬け込んでくる詐欺なので本当に気をつけてください。
注意点2
こちらではイギリスのワーホリ抽選の申請の流れをお見せしましたが、ビザ申請についての情報・条件は都度変更されます。
YMSについてより詳しい申請条件や最新情報を知りたい方は、こちらのイギリス大使館の公式webサイトで詳細をご確認ください。
以上が「イギリスのワーホリ情報まとめ[2021年版]」でした。
最後まで目を通していただき、ありがとうございます。
ここまで読んでくださった方には是非、夢を叶えてほしいなと思います。
間違った情報に惑わされず、皆様が安心して、心から楽しめるワーホリライフを送れるように応援しています。
この記事があなたのお役に立てれば嬉しいです!
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