こんにちは、Islaです。
イギリスに在住経験があります。
今回の記事は
といった方向けに解説していきます。
ハリーポッターのロケ地で人気の「ダイアゴン横丁」の場所からヨークの観光名所や街の雰囲気が分かる!!
ダイアゴン横丁のロケ地で有名なヨーク

ヨークはイギリス北部のノースヨークシャー州にある都市です。
最近では映画ハリーポッターに出てくる魔法界の路地「ダイアゴン横丁」のロケ地として知られていて、多くの観光客が訪れる観光スポットとなっています。
ダイアゴン横丁のロケ地は「The Shambles(シャンブルズ通り)」と呼ばれる小さな路地です。
15世紀まで遡る歴史を持つシャンブルズ通りは、かつて肉屋の通りとして知られていました。
この元の「Shamble(シャンブル)」という言葉は昔、売り場の台としての意味があったことから「肉屋の売り場の通り」として浸透しました。
まだ衛生管理も整っていなかった時代に生肉が並ぶ通りを想像するとゾッしますが、現在はとても綺麗なファンタジー感の溢れる観光地となっています。
そんなダイアゴン横丁のロケ地となった「The Shambles(シャンブルズ通り)」の場所はこちらです。
キットカット発祥の地でもあるヨーク
ヨークは、あの人気チョコレートお菓子「Kit Kat(キットカット)」の発祥の地でもあります。
キットカットの始まりはヨークにある会社Rowntree’s(ロントリー社)で、顧客からの「どこでも手軽に食べられるようなチョコレートバーが欲しい」といったリクエストにより誕生しました。
イギリスではチョコレートバーの種類もたくさんあります。
イギリスでは持ち歩いている方が本当にたくさんいる「チョコレートバー大国」ですが、これもキットカットが始まりのようです。
その歴史の中には、第二次世界大戦の影響で牛乳が手に入らなくなり従来のキットカットを作れないため、青いパッケージのキットカットが販売されたこともあったそうです。
現在はスイスに本社を持つNestlé(ネスレ社)がキットカット商品の主導となっています。

そしてヨークには「York’s Chocolate Story」と呼ばれるイギリスのチョコレートの歴史などが分かる博物館のようなアトラクションがあります。
チョコレート作り体験が出来るなど子供から大人まで楽しめる人気のガイド付きツアーです。
ツアーに参加をしなくても、店内に並ぶチョコレートを見て回ることができるので立ち寄ってみることをオススメします。
現在のツアー料金は大人£14.95程で、10:00から16:00頃までオープンしています。
このヨークのチョコレートストーリーは、ハリーポッターのダイアゴン横丁のロケ地となったシャンブルズ通りを抜けるとすぐの場所にあります。
城壁に囲まれたヨークの街歩き観光
ヨークの街は12〜14世紀に渡り造られた城壁で囲まれています。
場所によっては途切れているところもありますが、写真のように城壁に沿って歩くことが出来るようになっています。

この城壁歩けばヨークの街を1周出来ると言われています。

ヨークの街は城壁に囲まれているので、ヨーロッパの雰囲気と共にファンタジーのような世界観を存分に味わうことができます。

ヨークには川もあり、天気が良い日はお散歩が最適です。

城壁内に入るための写真のようなゲートが街中にいくつかあります。
こちらも観光名所の一部となっていて、周辺はパブなどのお店が栄えています。
大聖堂ヨークミンスター

ヨークにはゴシック様式で造られた大聖堂ヨークミンスターがあり、観光名所となっています。
ヨークミンスターでは、タワーを登ることも可能です。
タワーを登るとヨークの街並みを一望できるので天気の良い日にはオススメの観光です。
また大聖堂には地下があり、博物館のように古代の遺跡や歴史などを目にすることができます。
大聖堂のみの入場は大人£12程です。
大聖堂とタワーを合わせての入場だと£17程します。
現在は、大聖堂内を見学できる時間は月,水,土の9:30からで、最終入場は15:30となっています。
街中から見るとこのような感じで、写真に収まらないくらい大きな大聖堂です。

このヨークミンスターはイギリスでは、ストーンヘンジの観光で有名なソールズベリーにあるカンタベリー大聖堂に続いて格式の高い大聖堂となっています。
カンタベリー大聖堂についてはこちらの記事でも紹介しています。

クリフォードタワー

Clifford’s Tower(クリフォードタワー)は、11世紀のノルマン征服後にウィリアム1世の命によって築かれたと言われるヨーク城の場所です。
初めは木造で建てられていましたが、後に石造りで再建されました。
そして現在、ヨーク城の名残として残っているものがクリフォードタワーとなっています。

クリフォードタワーの近くにはヨーク城の歴史に触れることが出来る「York Castle Museum」という名の博物館があります。
こちらではヴィクトリア時代の当時の街並みや部屋の再現などを楽しむこともできるため、観光に時間があれば訪れてみるのも良いです。
ヨークのカフェと川沿いのお散歩

ヨークに流れる大きな川「ouse river(ウーズ川)」沿いで「lendal bridge(レンダル橋)」の隣にある「The Perky Peacock」というカフェに訪れました。
こちらのカフェは小さいので中も狭いですが、ヨーク駅から街の中心地へ向かう途中にあるため観光客も多く利用している感じです。
カフェの名前の通り「Peacock(雄鶏の孔雀)」が描かれたカップでコーヒーが出てきました。

隣にあるレンダル橋には紋章などがあり、そちらも見所です。
そして、橋を降りた川沿いも長閑な景色が広がっていてお散歩に最適です。

天気の良い日だったため、犬の散歩やランニングをしている地元の人達もたくさんいました。

観光の休憩にもちょうど良いカフェと澄んだ景色でオススメなスポットです。
ロンドンからヨークへの行き方

ロンドンからヨークへの所要時間は電車で約2時間程です。
映画ハリーポッターの9と4分の3番線でも有名な「キングスクロス駅」から向かい、ヨーク駅までは乗り換えなしで行くことができます。
電車の詳しい発車時刻や乗り換えはOmio:ヨーロッパ交通予約サイトでの確認が分かりやすくて便利です。
街を歩いているだけでもヨーロッパの雰囲気を存分に味わうことが出来るので、イギリスに訪れたらぜひ美しい古都ヨークにも足を運んでみてください!
以上が「城壁に囲まれた【イギリスの古都ヨーク】の街歩き」でした。
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