こんにちは、Islaです。
イギリスに在住経験があります。
今回の記事は
といった方向けに解説していきます。
イギリスとサッカーの歴史について基本的な理解が深まり、イギリス人との会話やサッカー観戦がより楽しくなる!!
イギリスとサッカーの歴史
サッカーの発祥はイギリスと言われています。
イギリスでは「サッカー」という言葉の表現が異なります。
アメリカ英語
Soccer (サッカー)
イギリス英語
Football (フットボール)
このようにイギリスでサッカーの話をするときはフットボールと言うと自然です。
イギリスで行われた中世のサッカー
サッカーの起源は、中世にイギリスで「フットボール祭」という球を蹴る競技が行われていたことから始まりました。
ローマ人から教えてもらったとの説もありますが、現在ではサッカーの起源はイギリスにあるとされています。
ハリーポッターのロケ地としても有名な、イギリスのグロスター大聖堂には14世紀の初めに作られた彫刻があります。
そこにはボールを奪い合うような勢いのある動きをする男性が2人描かれていて、サッカーではないかと言われています。
中世のサッカーのルールは現在のサッカーとは異なり、人数が決まっていなかったり手を使うこともあったそうです。
パブリックスクールと現代サッカーの誕生
上流階級者が通う私立の中等教育学校として知られるパブリックスクールでサッカーが行われていたことが有名です。
競争力を育むことに加えて健康のためにも良いとされ、授業の一環として取り入れていました。
そして、時代と共にパブリックスクールの階級変化が起こり、サッカーは激しい競い合いの競技となっていきました。
そこで初めはバラバラだったルールも徐々に確立されていき、サッカーはスポーツ化されていきます。
中でもロンドンにあるイートン校とハロウ校が中心となり、手を使うルールが禁止されます。
一方ラグビー校では手を使ってもいいというルールがありました。
このラグビー校によるルールが、現在のスポーツとして知られるラグビーの発祥とされています。
こうした時代の変化と共に、ルールを定めることよによってサッカーはスポーツとして正式に認められるようになりました。
そして、1863年にロンドンで組まれたThe FA(The Football Association)ことイングランドサッカー協会によって、現代サッカーが確立されました。
サッカーのイギリス代表チームはイングランド?
イギリスのサッカー代表チームといえば、ワールドカップでもお馴染みの「イングランド」を想像すると思います。
イギリスは4つの地域から成っているのに、どうして「イギリス全体の代表ではなくてイングランドのみの代表なの?」と疑問に思うところですが、これには理由があります。
イングランドのサッカー協会The FAの設立後に、スコットランドやウェールズそして北アイルランドも個々でサッカー協会を設立しています。
そしてその後の1904年にFIFA(International Federation of Association Football)フィーファの愛称で知られる国際サッカー連盟が設立されました。
FIFAでは1つの国で1つの協会(代表)という決まりになっています。
ですが、イギリスはサッカー発祥の国でサッカー連盟にも深く関わっていたことから4つの協会の加盟が特別に許されています。
それに変わってオリンピックはイギリス代表となるため、スコットランドの選手などイギリス全土の選手も参加しています。
イギリスの4つの国についてはこちらの記事で解説をしています。
以上が「イギリス人と話すなら知っておきたい!イギリスのサッカーと歴史」でした。
この記事があなたのお役に立てれば嬉しいです!
このブログでは、海外移住生活・ワーホリ・留学・英語といったジャンルを中心に私なりの皆様のお役に立てる情報やリアルな体験を発信しているので、興味がある方はぜひ他の記事もご覧ください。