イギリス

イギリスはイングランド?スコットランドはイギリス?

イギリスはイングランド?スコットランドはイギリス?

こんにちは、Islaです。

イギリスとアイルランドに在住経験があります。

 

今回の記事は

イギリスとイングランドの違いって何?
スコットランドってイギリスなの?
イギリスの国について詳しく知りたい!

といった方向けに分かりやすく丁寧に解説していきます。

イギリスとイングランドの違いからイギリスがどういった国なのかがよく分かる!!

イギリスってどんな国?

イギリスの正式名称

イギリスの正式名称は「The United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland(ジ・ユナイテッド・キングダム・オブ・グレイト・ブリテン・アンド・ノーザン・アイルランド)」です。

この長い国名が、イギリスはBritain and Northern Ireland(ブリテン島と北アイルランド)から成るUnited Kingdom(連合王国)だということを教えてくれています。

「イギリス」「英国」「The UK」「イングランド」「ブリテン」など様々な呼び方がありますが、日本人が呼ぶ「イギリス」という名前はポルトガル語やオランダ語など多言語が混ざり「イングレス」「エングレシュ」「エゲレス」から最終的に「イギリス」と呼ばれるようになりました。

 

イギリスの4つの地域

「The United Kingdom」連合王国のイギリスには4つの地域があります

Britain(ブリテン島)の3つの地域とNorthern Ireland(北アイルランド)の計4つです。

イングランド

イングランドはBritain(ブリテン島)の3つの地域のうちのひとつです。首都はロンドンです。

他の2つの地域と比べて面積が広く、北はピーターラビットでお馴染みの湖水地方からビートルズでも有名なリバプール、そして大都市ロンドンとそこから南に行った海沿いで有名なブライトンやコーンウォールなども含まれる大きな地域です。

イギリスを英語でイングランドと呼ぶのはこの地域のことになります。

サッカーでは有名な「イングランド代表」がありますが、これは連合国の歴史から元々それぞれ4つの地域にサッカー協会があったことに由来しています。

 

ウェールズ

ウェールズはBritain(ブリテン島)の南西にあり、首都はカーディフです。

イギリスで王子に与えられる称号「プリンス・オブ・ウェールズ」で有名なウェールズには山がたくさんあり自然が豊かです。

ウェールズの旗にはブリテン人とサクソン人の争いの歴史からウェールズの象徴になっている赤い竜が描かれています。

 

スコットランド

スコットランドはBritain(ブリテン島)の北にあり、北アイルランドよりもさらに北の方に地域が広がっています。

このスコットランドには王室や独立戦争など長い歴史があります。

首都はエディンバラです。街並みはとても素敵で、世界遺産にもなっています。

日本ではネッシーで有名なネス湖があり、他にも楽器のバグパイプやスコッチウィスキーなどが有名です。

 

北アイルランド

北アイルランドはアイルランドの北の地域にあり、首都はべルファストです。

アイルランドと陸続きになっていて、統一問題など長い歴史があり現在でも続いています。

北アイルランドはタイタニックの造船でも有名で、他にも火山活動により生み出された石柱群が見られる所など自然に溢れています。

 

イギリスの国旗

4つの地域から成る連合王国の象徴として、イギリスの国旗はスコットランドと北アイルランドそしてイングランドそれぞれの旗が組み合わさり「ユニオンジャック(連合王国国旗)」となっています。

ウェールズはイングランド王国の一部として扱われていた歴史から国旗には含まれていません。

 

まとめ

日本で「イギリス」という名前が「The UK (連合王国)」の全地域を指す「連合王国の国名」だとすると

・イギリスは4つの地域からなる連合王国

・「The UK」とは連合王国のこと、つまり「イギリス」全体を指す

・イングランドはイギリスの一部

・スコットランドはイギリスの一部

・北アイルランドはイギリスの一部

・ウェールズはイギリスの一部

ということになります。

 

以上が「イギリスはイングランド?スコットランドはイギリス?」でした。

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