冬のアイルランド＆イギリス生活と防寒対策｜留学準備

こんにちは、Islaです。

イギリスとアイルランドに在住経験があります。

 

今回の記事は

といった方向けに解説していきます。

寒すぎる？冬のアイルランドとイギリスの気候

イギリスやアイルランドは日本の北海道よりも北に位置しているので、寒そうに思えますが、偏西風のおかげで日本の冬より暖かい場合が多いです。

以前、友人が日本からイギリスに来た際に「日本の方が寒い〜！」と言っていたことがあります。

イギリスの冬と気温

イギリスは地域にもよりますが、中心地のロンドンの冬の気温は大体4℃〜9℃くらいで、0℃を下回ることはあまりないです。

雨は多いですが、比較的にすぐ止むことが多いです。

逆にスコットランドはロンドンよりも寒く、降水量も多いです。

アイルランドの冬と気温

アイルランドの平均気温は大体2℃〜7℃くらいです。

北アイルランドはスコットランドと同じように雨が多く気候は不安定です。

実際にイギリスとアイルランドに住んでみて感じたことは、中心地のダブリンはロンドンよりも雨が多く、1日中雨のこともよくあります。

そしてダブリンの方が、ロンドンよりも断然寒いです。

降水量が多い分、湿気も多いので洗濯物を乾かすのが大変といった感じです。。

暖房設備はセントラルヒーティングが主流

イギリスとアイルランドは偏西風のおかげで比較的に暖かいのに、寒さが辛いと感じる理由の一つは日本のようにエアコンの暖房設備がないことです。

欧米ではセントラルヒーティングと呼ばれる暖房設備が主流です。

家には水をお湯に変えて供給するボイラーが設置してあり、その熱を各部屋に送って温めるといったシステムです。

各部屋には液体や気体の熱を放熱する、この写真のようなラジエーターという装置が設置されています。

ラジエーターの上の部分から熱気が出ますが、熱すぎることはないので洗濯で湿気の取れない靴下や手袋を乗せて乾かしている方が多いです。

このラジエーターは部屋の温まりが遅く、弱いのが難点です。

熱気の強さなど調整できますが、それでも温まるのには時間がかかります。

特に留学生などがよく利用するシェアハウスなどでは大家さんなどにより、セントラルヒーティングを使用する時間帯が決められていることがあります。

電気代の節約のため、夜の特定の時間のみしか使用できなかったりと自分で寒いと感じた時に使用できない場合が多いです。

寒すぎてドライヤーで暖をとるなんて方も何人かいたくらいです！

そういう時は家の方が寒く感じるので、日中はカフェに行って過ごしたりしていました。

シェアハウスの場合は、部屋選びも広い部屋よりも狭い部屋の方が家賃も安く、温まりが良く冬は快適です。

 

イギリスとアイルランドでの寒さ対策

ここでは、実体験から冬の観光や留学時の服装やオススメの防寒対策を紹介していきます。

イギリスとアイルランドの観光や留学での服装

イギリスやアイルランドの冬は、膝掛けとしても使える万能なスカーフと雨でも歩けるブーツが必須でした。

雨が突然降り出したりすることがよくあるので、フード付きのパーカーや上着があると便利です。

そして寒い気候のアイルランドやイギリスでは室内がとても暖かいので、脱いだり着たりできるような服装がオススメです。

特にロンドンでは、外は極寒なのに地下鉄は汗をかくほど暑いので服装の調整が難しいと現地の人たちもよく言っています。

家で寒い日などはセーターを2枚重ね着するというのもわりと定番です。

あとは、ヒートテックや暖かい冬用の靴下と貼るカイロなどがあると快適です。

ロンドンにはユニクロがあるので日本でお馴染みのヒートテックなども手に入りやすいです。

他にもイギリスではPRIMARK(プライマーク)、アイルランドではPENNYES(ペニーズ)と呼ばれている安く洋服を揃えることができるお店も定番です。

特に冬の留学などは服で荷物が増えがちですが、現地でも充分に揃うのでたくさん用意していかなくても大丈夫です。

 

あると便利なオススメ防寒対策グッズ

まず、あると便利なイギリスとアイルランドの冬では定番の「湯たんぽ」です。

「湯たんぽ」は英語でそのまま「hot water bottle」と言います。

日本ではあまり「湯たんぽ」を使う機会がないかもしれませんが、温まりの弱いセントラルヒーティングでは重宝します！

使い方もケトルでお湯を沸かして入れるだけなので簡単です。

ただ、お湯を入れる際の火傷には注意が必要です。

大抵は、夜の寝る前に作ると温かく快適な睡眠をとることができます。

お腹も温められるので、女性には特にオススメな防寒グッズです。

最近では様々な「湯たんぽ」カバーのデザインがあり、イギリスやアイルランドのお店ではよく見かけます。

薬局のBoots(ブーツ)でも販売しています。

アイルランドのDunnes stores(ダンズストア)というお店にはこんな可愛らしいhot water bottleがありました。

ちょっとしたプレゼントやお土産にも良さそうな感じです。

ヨーロッパで人気の「hot water bottle」は日本でも手に入ります。

エアコンをつけっぱなしにするよりも経済的で、わりと温まるので個人的には気に入っています。

今回の記事が初めての海外への留学準備や移住、そしてイギリスやアイルランドへの観光の参考になれていたら嬉しいです！

 

以上が「冬のアイルランド＆イギリス生活と防寒対策｜留学準備」でした。

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