こんにちは、Islaです。
イギリスの語学学校に通っていた経験があります。
今回の記事は
といった方向けに書きました。
実体験からのロンドンの語学学校の雰囲気や選び方、全然英語を話せなかった自分が英会話講師になるまでに成果を上げた英語力UPの勉強法まで学べる!!
はじめに
私はロンドンの中心部にある語学学校に3ヶ月程通っていました。
午後に行われる一般英語クラスで、週に15時間のコースをとっていました。
その間に感じたことや、今ならこうするといった視点で実体験を元に解説していきます。
ロンドンの語学学校
語学学校は基本的に月曜に始まるので、前日の日曜に入国して次の日から学校ということが多いです。
期間は1週間ずつ分かれていて、最低1週間から通うことができる学校が一般的なため短期の語学留学も可能です。
コースは一般英語からビジネス英語そしてIELTSのテストに向けたものなど様々なものがあります。
学校の設備
語学学校にはカフェスペースや図書室などの自習室やパソコンが利用できる場所があります。
限られたスペースになるので時間帯によっては空いていないこともよくあります。
学校の先生
学校にもよりますが様々な先生がいます。
私が通っていた語学学校は基本的にイギリス人の先生が多くいました。
中にはイタリア人の先生などもいましたが、話す英語のアクセントはイギリスでした。
国籍の比率
国籍はブラジル、チリ、メキシコ、韓国、イタリア、スペイン、フランス、ドイツなど様々です。
これはクラスや時期によっても変わりますが、ロンドンの中心部だと日本人がいる確率は高いです。
語学学校入学時に決まったクラスやレベルはずっと同じではなく、成長度合いによって変動していきます。
人気なのは暖かくなってくるサマーホリデーがある7月〜9月などで、実感としては1月や2月などの時期はクラスの人数も多くなく、日本人も少ないという印象です。
英語で英語を学ぶ
英語の授業を全て英語で行うということに最初は戸惑い、慣れるまで時間がかかるかもしれません。
分からないことだらけになりがちですが、実はこの「英語を英語で学ぶ」ということがとても重要です。
英語を話したり聞いたりしていると、英語を日本語に訳して変換してしまいがちです。
そこで「英語を英語で学ぶ」ということをすると、実際の単語や言い回しのニュアンスだったり文化の違いから出る言葉などへの理解がよりスムーズになります。そのため実践でのコミュニケーションのイメージが沸きやすくなり、慣れてくると相手への返答も早くなり会話やコミュニケーションがスムーズになります。
日本語で英語を勉強するよりも遥かに頭を使うので、先生が何を言っているのか、何を伝えようとしているのかを理解しようという気持ちも強くなります。そのため集中力も増して、積極的に意思疎通を図ることができるようになります。
語学学校の授業内容
語学学校の授業内容はテキストやプリントを使用して行っていくリーディングやライティング中心のものから、グループやペアを作って行うゲーム方式のスピーキング力向上の実践型など様々な要素が組まれています。
人数にもよりますが、授業の始まりには先生からの「How are you?」「What did you do yesterday?」などの挨拶で一人ずつ話していくといった場合もあります。
語学学校を一言で言うと、日本でいう「英会話スクール」という感じでした。
実際にイギリス人ネイティブ講師の英会話スクールに幼い頃から通っていたこともあり、実感としてはとても似ているという印象で、週に1回ではなく毎日英会話スクールに通っているという感覚で語学学校に通っていました。
英会話スクールに通ったことがない方はイメージが湧きづらいかもしれませんが、明るい雰囲気の楽しみながら学習をしていくといったスタイルです。
一般英語コースは特にそのような感じなのかもしれないです。
私の通っていた語学学校は、宿題はあまり出ませんでした。もしかすると他の語学学校も同じかもしれません。
個人的に宿題がない理由としては、単に宿題をチェックしていると授業時間が減ったり、毎回違う生徒が入って来たりするためと考えています。
語学学校のメリット
私が思う語学学校の最大のメリットは、英語を勉強するという同じ目的で集まった多国籍の生徒がいることで、自分の発音に対して恥ずかしがらずに発言できるということだと思います。
国籍が違うためアクセントも様々で英語がお互いに分からないという同じ状況が、英語を勉強していく上での自信を保ち、間違いながらも積極的に会話をしてコミュニケーションをとっていくことができる最高の環境を作り上げています。
語学学校以外での勉強
宿題があまり出ないということもあり自己学習をすることがとても重要です。
イギリスで生活しているという時点で既に毎日が英語に触れる勉強ではありますが、語学学校に通っていると英語力は伸びますが、それだけでは限界があることと伸びが遅くなってしまうことが難点です。
語学学校に通い出した当時の私は、過去に英語を勉強しては来たけれど実際には全然喋れず、完全に自信を喪失していました。そこで「絶対に話せるようになる!」と闘志を燃やした私が英語力を伸ばすために個人的に行っていたことを少しご紹介します。
復習から実践
まさに「英語を英語で学ぶ」で、英語で覚えることと授業に集中するために授業中は辞書などを使って母国語で調べることが禁止されていました。そのため、その日に分からなかった単語やフレーズを書き出すノートを作りました。このノートには学校以外で分からなかったことも全て書き留めていました。書き出すことで、こんなにたくさん分からない単語があるのかという気づきとボキャブラリーが増えること、そして分かることが増えて日に日に量が減っていく楽しさがありました。
そのため帰宅したら必ずその日のうちに分からなかった単語全ての意味を調べて、発音し単語の隣りに意味を書いたり、スペルを覚えるために何回か書いてみたりして理解を深めました。それと同時に授業で行ったことも自分なりに分かりやすくまとめて復習を行っていました。
そして次の日から昨日学んだ単語やフレーズを必ず生活の中で使うということをしていました。それに加えて言い方やアクセントも実際の発音や聞いた通りに、同じように発音して話していくという心がけをしていました。
こうして実際に使ってみることで単語やフレーズの身につきが早くなりました。
すぐに解決
語学学校を卒業してからは「分からないことはすぐに解決」をしていました。
例えば買い物中にこの単語の意味は何?と思ったらスマホですぐに意味を調べて解決といった形です。
考え事をしているときにふと思った英語の疑問などもすぐに調べて理解を深めます。
「まぁいいか」で終わらせず、疑問に感じた時点ですぐに調べます。そうすることで次に同じようなことがあった時には思い出せる上に、もし忘れていてもアプリなどで検索をした場合には履歴が残るので、知らぬ間に自分の単語帳が出来上がっています。
他には仕事中だったり、友達やネイティブと話している時に分からないことはすぐに相手に聞いていました。
「そのフレーズは何?」「今なんて言ったの?それってどういう意味なの?」と変なプライドは捨てて正直に分からないことは分からないと言って質問をしていました。
特に仕事をしている時には分からないまま進んでしまうと後々大変なことになるのでしっかりと確認をしていました。
分からないことを分からないと言えることで、人一倍英語力の伸びが早くなります。
特に当時の私のように、ワーキングホリデーで行く方には出来るだけ早く英語を習得して仕事をするようになりたいと考える方が多いと思うので実体験から効果的だったこれらの方法はオススメです。
語学学校の選び方
私が実体験から思うことは、語学学校はあくまでも英語力向上へのサポートなので「習ったことをどのようにして実際に使っていくか」や「自発的な学習や実践」がとても重要になります。そして失敗をしながらも仕事や友達とのコミュニケーションなど実践を通して学んでいくことが英語を早く上達するための近道だと思います。
そのため語学学校をどこにするのか、通う期間などを迷っている方は「自分でどう学習していけるのか」に重点をおいて考えると良いと思います。
例えば「集中力が持続しない」「高いレベルで英語を学びたい」という方は設備や授業内容がしっかりしている学校を選ぶ、「学校の帰りに観光や買い物をしたい」「友達と飲みに行ったり遊びたい」という気持ちもある方はロンドン中心部の便利な立地にある学校にする、「英語力に自信がなく何から勉強したら良いのか分からない」「自発的に勉強を続ける自信がない」という方は語学学校に通う期間を伸ばすなど状況に応じて対応します。
私が今、もし当時に戻って語学学校に通うとしたら期間は長く取らずになるべく安い語学学校を選びます。そして生活の中で積極的にコミュニケーションをとりながら自発的に学習をしていき、学校にかからなかった分のお金で旅行をしたり観光をして、そこからまた学んでいくと思います。
以上が私の思う「イギリス英語が学べるロンドンの語学学校に通って感じたこと」でした。
あくまでも私の経験から思うことなので参考程度にしていただければと思います。
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