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Teacherではない?留学時にも役立つ「英語での先生の呼び方」

Teacherではない?留学時にも役立つ「英語での先生の呼び方」

こんにちは、Islaです。

イギリスとアイルランドに在住経験があります。

 

今回の記事は

英語で先生を呼ぶ時は「ティーチャー」でいいのかな?
英語では男性の先生と女性の先生で呼び方は変わる?
MrとかMsだと「さん付け」っぽいけど先生にも付けて呼ぶの?

といった方向けにイギリス英語での使われ方を中心に解説していきます。

留学先の学校や英会話スクールなど、英語で「先生」と呼ぶにはどう言ったらいいのかがシチュエーション別で分かり、自然な言い方が身に付く!!

英語で「先生!」と呼ぶには?

オンライン英会話や留学時に先生の呼び方で困った経験がある方もいると思います。

私も実際に英会話講師をしていて、生徒さんから「ティーチャー!」と呼ばれたことがあります。

意味としては「先生=Teacher」ですが、英語圏では「Teacher!」と呼ぶことは自然ではありません。

では、「先生をどう呼んだら自然なのか?」を解説していきます。

 

名字にMr. Miss. Mrs. Ms. を付けるのが一般的

英語圏ではファーストネームで呼び合う印象がありますが、特に小・中・高の学校では先生の名字で呼ぶことが一般的です。

そして先生が男性か女性かによって呼び方も変わります。

Mr/Miss/Mrs/Ms + 名字

男性の場合は「Mr(ミスター)」を付けます。

女性の場合は「Miss(ミス)」か「Mrs(ミセス)」または「Ms(ミズ)」を付けます。

女性の場合「Missは未婚の方」で「Mrsは既婚の方」と分けられていますが、最近では時代の変化と共に未婚や既婚かどうかを関係なくどちらにも対応した「Ms」を付けて呼ぶことも好まれています。

先生の未婚や既婚など分からない場合もあるので「Ms」は便利ですよね。

基本的には、このようになります。

Wilson先生の場合

男性 → Mr. Wilson
女性 → Miss. Wilson

ラストネームを付けずに「Mr」や「Miss」だけで呼ばれることもよくあります。

 

よく耳にする「Sir」と「Ma’am」

上下関係や相手に対して敬意を表す表現として使われる「Sir(サー)」と「 Ma’am(マアム)」。

Sir」は男性に対して使われます。

映画などのシーンで、軍の上官に対して「Yes , Sir!(イエッサー)」と言うフレーズは有名ですね。

Ma’am」はMadam(マダム)のdが落ちた言い方で、女性に対して使われます。

これらの呼び方は相手に敬意を持って接する場合や接客時にも「Excuse me, sir?」「May I help you Ma’am?」などと、よく使われています。

これらは丁寧な表現で、「Sir」は「先生」と呼ぶときに使われることがあります。

ですが、Ma’am」は先生を呼ぶ時には使われないため「Miss+ラストネーム」になります。

 

英語での先生の呼び方:例外

先生を呼ぶ時は、一般的に「Mr/Miss/Mrs/Ms+名字」などですが、例外もあります。

先生が自己紹介の際に「Please call me Tom!」などと「トムって呼んでね!」と言っていた場合にはファーストネームで「Tom!」と呼んだりします。

フレンドリーな呼び方を好む先生もいるので、留学先の語学学校」だったり、「オンライン英会話」などカジュアルな場面ではこういったファーストネームで呼ばれていることが多いです。

どう呼べば良いか困った場合は「What should I call you?」などと「何て呼んだら良いですか?」と直接先生に聞いてみると良いです。

他にも、先生が自己紹介をする時に「Hi, I’m teacher Jessica!」と言って名前の前に「teacher」を付ける言い方はアメリカでは使われる場合があるそうですが、一般的にイギリスでは使われていません。

 

大学での「先生」の呼び方

大学では、先生と言っても「教授」や「博士」など様々なタイプの「先生」がいます。

そういった特殊な分野の先生や高い地位の方などを呼ぶ時は、称号によって変わったりします。

教授の場合は「Professor(プロフェッサー)」と呼びます。

博士の場合は「Dr(ドクター)と呼びます。

ですが、大学では小・中・高と比べるとファーストネームで先生を呼ぶことも多くあります。

ちなみに「Professor」は、イギリスの映画「ハリーポッター」でもよく出てくるフレーズとして有名です。

魔法魔術学校ホグワーツの校長先生「アルバス・ダンブルドア」は「Professor Dumbledore!」とProfessor+名字」で呼ばれています。

映画では、先生がいないところで「先生」について話している時には、名字で呼び捨てをしているシーンなどリアルな会話が繰り広げられています。

このように映画ハリーポッターには先生のことを呼ぶシーンがたくさん出てくるので、そういった学習視点で観るのもオススメです!

 

英語での「先生の呼び方」まとめ

  • 一般的には「Mr/Miss/Mrs/Ms+名字」で呼ぶ
  • 男性の先生を呼ぶ時は「Sir」が使われることもある
  • 大学では「Professor+名字」や「Dr+名字」でも呼ばれている
  • 先生が「ファーストネームで呼んでね!」と言ったら呼びすてでもOK!

 

以上が「Teacherではない?留学時にも役立つ「英語での先生の呼び方」」でした。

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