こんにちは、Islaです。
イギリスに在住経験があり、ホームステイをしていた時期があります。
今回の記事は
といった方向けに書きました。
実体験からロンドンのホームステイ事情への理解が深まり実際のホームステイの感覚が掴める!!
空港からホームステイ先へ
飛行機はBritish Airwaysの直行便を利用してロンドンに行きました。
午前中の便で午後の4時ぐらいには着く予定でしたが、空港に着いた時点で時刻の確認をしたところ既に遅延が決定していました。
約1時間30分程の遅延でイギリスに着く頃には18時近くになっていました。
冬の2月に行ったので陽は既に沈んでいて、外は暗くなっていました。
天気は、イギリスの天候らしく雨が降っていてとても寒かったです。
空港に出迎えと送迎を頼んでいたのでゲートを出てすぐに自分の名前のカードを持った人を探さなければならず、荷物を持って1周歩いて探しました。ところが、もう1周歩いても見つからず何度も同じ場所を繰り返し見て、結局5,6周くらい歩いて探しました。
あまりにも見つからなかったため電話をかけようか迷っている時にようやく見つけることができました。
空港の出迎え送迎のドライバー同士が話しをしていて、他のドライバーの担当の留学生が先に見つかり、その人と話しをしていたみたいで私の名前のカードがちゃんと見える位置に提示できなかったために全然見つからなかったようです…
そんなこんなで時刻はどんどん遅くなり、やっとホームステイ先の近くまで来ました。
家が見つかりにくいところにあったようでドライバーが周辺を何周かして少し迷っていて不安になりましたが見つけることができました。
ドライバーに荷物を降ろしてもらい、その彼がドアをすごい大きな音を立てて叩くと、しばらくしてホストマザーが出てきました。
ホストマザーとドライバーに挨拶をして家に入ろうとした時にびっくりすることに気がつきました。
なんとドアを開けてすぐに長い階段がありました。他に通路はなく階段のみです。
私は結構な重量のある大きなスーツケースを2つも持っていたので驚きました。
家のドアを開けていきなり階段が現れる家があるんだというカルチャーショックを受けました。
ホストマザーは優しく、荷物を運ぶのを手伝ってくれました。2人でひいひい言いながらやっとのことで2階の部屋まで運ぶことができました。
部屋は広く2つのスーツケースを置いても十分な広さでした。
なぜかベッドの上にはゴリラのぬいぐるみが置かれていて「なんでゴリラ?」と少し面白かったのを覚えています。
ホストマザーに飛行機が遅延して到着が遅くなったことを伝えると、なんと「私は今日誰かが来るなんて聞いてなかったわよ〜。」「いつも突然来るのよ〜。」と言っていて衝撃を受けました。
私は念のために事前に日本にいる時に「今度お世話になります」と挨拶メールを送っていました。
詳しい日付などホストマザーが確認していなかったのか手配をする会社の連絡が適当なのかよくわかりませんが、そんなことがありました。
このホームステイ先に到着した時刻は20時前後だったと思います。
しばらくしてホストマザーがトマトスパゲッティを用意してくれました。
少し食べましたが飛行機を降りるくらいの時から調子が悪かったこともあり、完食はできず残してしまいました。
ホストマザーは「大丈夫よ」と言ってくれたのでその日はシャワーを浴びてすぐに寝ました。
こんな形で私のホームステイ生活が始まりました。
ホームステイのハウスルール
次の日から学校が始まり学校と家を行き来する毎日になりました。
ホームステイ先にはたくさんルールがあると聞いていたのですが私のステイ先は洗濯が週に1回ということと、朝・晩の2食をお願いしていたので、もし夜ごはんがいらない日は事前に教えてほしいという2点くらいでした。
そのため何時までに帰宅というルールはなかったので、学校の後にパブなどで飲みに行こうという話があったのですが、17時にはもう真っ暗でホームステイ先は最寄駅から20分以上歩かなければならず、高い壁に覆われている狭い道や電灯がないところを通過しなければならないことと、移民の方がたくさんいる地域だったので治安も悪そうな雰囲気で、最初は夜に出歩くことが怖く感じて誘いを断って暗くなる前に家に着くようにしていました。
その代わり帰宅してからの勉強がはかどったので良いかなとポジティブに考えるようにしていました。
ホームステイのごはん
朝ごはんの説明を受けた時には、親切に冷蔵庫にあるものなど食べていいわよと言ってくれて優しいなーと思っていたのですが、朝に冷蔵庫を開けると、パンやハム、チーズなどほぼ全ての食材の賞味期限が切れていて衝撃を受けました。2,3日切れているといった感じではなく2〜4週間以上など普通にあり、色が変わっているものもありました。お腹を壊したくなかったのと怖くなったので冷蔵庫のものは何も食べずに、とりあえずお茶かコーヒーでも飲もうとケトルにお湯をためようとしました。
そこで目にしたのがケトルの蓋を開けた時に普通では考えられないくらいに色が変色して汚れていて中の素材がたくさん剥がれていました。
この剥がれたものを飲み込む勇気はなかったので、これも諦めました。
イギリスの水は飲めるので、マグカップに水を入れて電子レンジで温めてなんとかお湯を作ることに成功しました。
それからは朝は一番安全そうなフルーツなどで済ませたり、カフェに行ったりして済ますようにしていました。
ホストマザーは悪気はない様子で、それが日常のように暮らしていたので何も言えず、ただただカルチャーショックを受けるばかりでした..。
料理はする人で、夜ごはんは手作りのものを作ってくれることも多く味は普通に美味しかったのですが、この食材大丈夫かなと思わずにはいられなかったので毎日ドキドキしていました..。
ホームステイのシャワー
ホストマザーが出かける日は朝にシャワーを浴びるので学校へ行く支度をしている時に会うこともありました。
ホストマザーはシャワーを浴び終わると、なんと全裸で部屋を移動するんです。これにはいくら女性同士と言えどびっくりしました。
こっちに気付いていなかったのか特に気にしていないのかよく分からず、またカルチャーショックを受けました。
雨で風も強く寒かった日にシャワーを浴びようとしたらお湯が出なかったことがあります。
ホストマザーに話したら「トップアップしなきゃ!」(イギリスではチャージをすることをトップアップと言います)と言って雨風の強い外に出て行きました。
家の前で何やらいじっていて、しばらくしたら戻ってきて「これで大丈夫よ」と言って、しばらくしてからシャワーを浴びることができました。
イギリスの家って電気とか切れたらその都度外に出てチャージするものなのかとまたカルチャーショックを受けました。
気になったので次の日にイギリス人の先生にこんなことがあったんだけど…と話したら「ああ、それは古いタイプの家だよ!」と言われました。なるほど、家によって色々と勝手が違うのかとそこで学びました。
引越し
そんなこんなで早く家を引っ越したいという気持ちが高まり、その思いでなんとホームステイを始めてから1週間弱で次の引越し先を決めることができました。
それでも残りの3週間弱は仕事探しに集中したりして他のことを考え、1ヶ月間のホームステイを乗り切りました。
最後に
私のホームステイ体験を聞いて驚かれた方やカルチャーショックを受けた方もいるかと思います。
私の経験からだと、これからホームステイを考えている方は慎重に検討することをお勧めします。
様々なご家庭があるので色々と違いはあると思いますので参考程度にしていただければと思います。
以上が私の「カルチャーショック!リアルなイギリスのホームステイ体験談」でした。
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