アイルランド

ダブリンを舞台にしたアイルランドのおすすめ映画5選

ダブリンを舞台にしたアイルランドのおすすめ映画5選

こんにちは、Islaです。

アイルランドに在住経験があります。

 

今回の記事は

ダブリンの街の雰囲気やアイルランドの歴史を知れる映画が見たいな〜
アイルランド英語の映画を観て、留学前に勉強しておきたい!
アイルランドに興味があるけど有名なおすすめ映画は?

といった方向けに解説していきます。

アイルランドの英語から歴史や街並みなど抑えておきたい王道のアイルランド映画がよく分かる!!

シング・ストリート 未来へのうた

この映画は1985年のダブリンを舞台にした映画で、学生の男の子達が音楽バンドと共に成長していくコメディドラマです。

好きな女の子の気を引くためにバンドを結成して奮闘していく物語で、ダブリンの街並みや当時の雰囲気も感じることができる映画です。

また、Duran Duran(デュラン・デュラン)やThe cure(ザ・キュアー)そしてThe Clash(ザ・クラッシュ)などのバンドによる音楽も作中に流れてくるため、音楽好きにも楽しめる映画となっています!

シング・ストリートのロケ地はダブリンのSynge Street(シング ストリート)です。

Synge StreetのSyngeは人の名前から来たそうですが、Singの歌うという意味と掛けているようです。

映画シング・ストリートのロケ地SyngeStreet 映画シング・ストリートのロケ地SyngeStreetの標識

深い緑色のドアの建物は実際にあるダブリンの有名なギタースクールです。

このSynge Streetの前には教会があり、ロケ地として使われた学校も実在します。

映画シング・ストリートのロケ地SyngeStreetの学校

映画を見た後にダブリンに訪れる機会があればぜひ足を運んでみてください!

 

ザ・コミットメンツ

この映画はイギリスとアイルランドの合同作品で、アイルランドの小説家ロディ・ドイルによる小説「おれたち、ザ・コミットメンツ」が原作となっています。

ダブリンの労働階級者達を集めてソウルバンドを結成し、バンドと共に成長しながら個々に奮闘していく物語です。

英語版ですが映画のトレーラーはこちら。

ザ・コミットメンツには、アイルランドのスラングや独特の英語訛りがたくさん出てきます。

ダブリンの労働階級の日常や音楽シーンがよく表現されていて、細部までリアルな若者達の言葉表現やアクセントなどが詰め込まれています。

アイルランドの英語やスラングに興味がある方には面白い作品だと思います。

映画の後半はバンドの音楽シーンがたくさん出てくるので、時間のある時にお酒でも飲みながらライブを見ている感覚で映画を観るのも良いと思います!

 

原作となったロディ・ドイルによる小説「おれたち、ザ・コミットメンツ」はこちらです。

 

 

ONCE ダブリンの街角で

この映画は2007年に公開された映画で、アイルランドの実際の街並みや雰囲気を味わいたいと思っている方にはぴったりのダブリンの街並みや雰囲気がよく分かる映画です。

ダブリンの有名な商店街グラフトン・ストリートで演奏していたことをきっかけに出会った二人の、音楽を通して心を通わせていくラブストーリーとなっています。

この「ONCE ダブリンの街角で」は、映画「シング・ストリート 未来へのうた」と同じジョン・カーニー監督による作品です。

作中に流れてくるグラミー賞にノミネートされたサウンドトラックにも注目です!

 

マイケル・コリンズ

この映画は1991年に、アイルランドとイギリスそしてアメリカとの合同で製作されました。

アイルランドの独立運動家である実在した人物マイケル・コリンズの生涯を描いたドラマ作品です。

映画は1916年のアイルランド・ダブリンでのイースター蜂起から始まります。

そしてマイケル・コリンズが亡くなるまでを一つのストーリーとして、アイルランド共和国の独立運動の中で奮闘していく姿が描かれています。

英語版ですが、映画のトレーラーはこちら。

映画のキャストも豪華で、マイケル・コリンズ役を演じた北アイルランド出身の「リーアム・ニーソン」からプリティ・ウーマンなどでお馴染みの「ジュリア・ロバーツ」そしてアイルランドの元大統領役を演じたハリー・ポッターのスネイプ先生としても知られる「アラン・リックマン」など著名な俳優陣が出演しています。

アイルランドの音楽と共にダブリンらしいパブでのギネスビールやヘイぺニーブリッジなどの風景、そして有名な俳優陣の演技にも注目の映画です!

 

ブレンダンとケルズの秘密

この映画はアイルランドの国宝であるケルズの書ができるまでを描いた、フランス・ベルギー・アイルランドの共同製作によるアニメーション作品です。

ケルズの書とは、世界でもっとも美しい本とも呼ばれるほど豪華な装飾が施された4つの福音書で聖書の手写本です。

現在はアイルランドの首都ダブリンのトリニティ・カレッジの図書館で見ることができます。

映画の舞台は9世紀のアイルランドで、バイキング(バルト海沿岸地域の武装船団、つまり海賊)の襲撃から守るため砦の中で暮らしている少年ブレンダンが反対されながらも仲間の協力でケルズの書を作り上げていくという冒険物語です。

映画のアニメーションは独特でオリジナル感満載の、アイルランドが感じられる作品です。

このブレンダンとケルズの秘密は第82回アカデミー賞の長編アニメーション部門にもノミネートされています。

登場人物の声もアイルランド出身の俳優さん達が行っていたりと英語でもアイルランドを感じることができます。

主人公ブレンダンのおじさん役の声を担当しているのは映画ハリーポッターでマッドアイ・ムーディを演じていたことでも知られているブレンダン・グリーソンさんです。

俳優さんの名前と主人公の名前が一緒で少しややこしいですが、ぜひ英語版の声にも注目してみてください!

 


以上が私が思う「ダブリンを舞台にしたアイルランドのおすすめ映画5選」でした。

この記事があなたのお役に立てれば嬉しいです!

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