こんにちは、Islaです。
イギリスとアイルランドに在住経験があり、英会話講師のお仕事もしています。
今回の記事は
といった方向けに解説していきます。
頻度を表す副詞を置く基本の位置や各単語のパーセンテージが分かり、実際の会話で使えるようになる!!
副詞とは?
簡単に説明をすると、副詞とは名詞以外を修飾(詳しく説明)するものです。
例えば「すでに」という意味の時間の副詞、already。
「私はすでに宿題を終わらせました。」
I have already finished my homework.
この副詞(already)は「終わった」という意味である形容詞(finished)を、いつ終えたのか説明(修飾)しています。
このように副詞は名詞以外を修飾します。
そして副詞には様々な種類があり、以下のように分けられます。
- 時間
- 場所
- 頻度
- 程度
- 確信の度合い
- 態度・状態
- 原因・結果
- 否定・肯定
その中でも今回は、迷いやすい頻度の副詞の置き方について解説をしていきます。
頻度を表す副詞のパーセンテージ
頻度を表す副詞の一覧と各単語の割合を、頻度が高いものから順番にまとめました。
always
nearly always
usually
often
frequently
sometimes
occasionally
seldom
rarely
hardly ever
not/never
alwaysが100%でsometimesが50%、そしてnot/neverが0%の頻度です。
nearly alwaysは「ほぼいつも」という感じです。
occasionallyは「機会がある時に」といったニュアンスでTOEICテストなどにも頻出の単語です。
reralyはレアと同じで「めずらしく」という意味があるため頻度は下がります。
仮に頻度の副詞を全部覚えていなくてもnotを使って「not often」や「not usually」など頻度を抑える表現をすることも可能です。
「私は普段コーヒーにミルクを入れて飲むことはありません。」
I don’t usually drink coffee with milk.
これらを覚えておくと会話の幅も広がります。
頻度を表す副詞を置く場所
頻度を表す副詞を使いたい時に迷うのが置く場所です。
まずは頻度を表す副詞の基本の位置を確認していきます。
例えばよく使う「いつもの」という意味のalwaysを使って「私の友達はいつも支えになってくれる。」と言いたい時は次の1〜3のうちどれが正しいと思いますか?
- Always my friends are supportive.
- My friends are supportive always.
- My friends are always supportive.
それぞれ文頭,文末,文中と分かれていますが、ここでは3が正解です。
最初に肯定文から解説していきます。
肯定文での位置
頻度を表す副詞の定位置は修飾したい単語の前に置きます。
この場合は「支えになってくれる = supportive」を修飾したいので、その前に置かれています。
さらにbe動詞がある場合にはbe動詞の後ろかつ修飾したい単語の前に置かれるのが基本です。
「私の友達はいつも支えになってくれる。」
My friends are always supportive.
そして助動詞がある場合には助動詞の後ろかつ修飾したい単語の前に置かれます。
「私は友達を裏切ったりしない。」
I will never betray my friends.
この場合は「裏切る = betray」を修飾したいので、その前に置かれています。
否定文での位置
否定文ではnotを使うので、基本的にはnotの後ろに置かれます。
「私は夕食後にテレビを見ることはあまりない。」
I don’t often watch TV after dinner.
notを置く場所によって否定するものが異なるため文によっては注意が必要です。
「そのバスはたいてい時間通りに来たりはしない。」
The bus doesn’t usually come on time.
「そのバスはたいてい時間通りには来ない。」
The bus usually doesn’t come on time.
このように副詞とnotの位置によってニュアンスが変わります。
他にも強調したい場合は文頭や文末に置いたりすることもあります。
まずは、基本的にはnotの後ろに置くということを覚えておけば後から応用が効きます。
疑問文での位置
頻度を表す副詞を使用した疑問文の基本的な形は肯定文と同じで、修飾したい単語の前に置きます。
作り方に迷った場合は、まず肯定文を作ります。
「あなたはいつも落ち着いているね。」
You are always calm.
その肯定文にbe動詞があれば文頭に持ってきます。
「あなはいつも落ち着いてるの?」
Are you always calm?
疑問詞がある場合には文の先頭に置きます。
「なぜあなたはいつも落ち着いているの?」
Why are you always calm?
よく使われるものとして「often」や「sometimes」などは文末に置くことも可能です。
「ここにはよく来るの?」
Do you often come here?
「よくここに来るの?」
Do you come here often?
こうすることで頻度の副詞が強調されます。
これは口語ではよくある表現です。
例えば、イギリスの映画「ハリーポッターと賢者の石」のワンシーンでもこの表現が使われていました。
ハリーが動物園の蛇が話せると知った時に驚いて発した言葉です。
「よく人と話すの?」
Do you talk to people often?
このように文末に置いて強調することで、蛇が話せることに対しての驚きのニュアンスまで読み取ることができます。
まずは基本の位置を覚えて、徐々に会話によって使い分けができるようになると良いと思います。
以上が「alwaysとかoftenの頻度を表す副詞を置く場所は一体どこ?」でした。
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