こんにちは、Islaです。
イギリスとアイルランドに在住経験があります。
今回の記事は
といった方向けに、現地でバリスタをしていた経験から解説していきます。
海外のカフェで働くバリスタの仕事の内容や雰囲気などがよく分かる!!
バリスタの朝
バリスタの朝は早いです。
自分でお店の鍵を開けて、開店までの準備をするオープン作業の日は早起きです。
6:30には仕事を始めていたので、朝は4〜5時の間に起きることが多かったです。
そのため早起きが大の苦手で..という方は厳しいかもしれません。
小さいお店だと基本的には1人で全て準備をするため、もし寝坊したり遅刻をしたら、お店が開けられないという大惨事になるので責任重大です。
お店の近くに住んでいれば、少し起きる時間を遅くできると思います。
オープン作業の日の辛いことは、鍵を開けるところから始めるため、出勤をしてすぐに美味しいコーヒーを飲めないところでした。
これはわりと「バリスタあるある」なのですが、カフェのオープン作業の日は朝が早いため出勤時に他のカフェが開いていないのでコーヒーを買うことが出来ません。
どうしても飲みたい場合は、朝の時間がない中の出勤前の自宅でコーヒーを作ることになります。
開店準備
鍵を開けたらまず全ての電源を入れるところから始まります。
エスプレッソマシンは基本的には付けっぱなしなので、それ以外です。
フィルターコーヒーの準備とエスプレッソマシンの準備はもちろん、クロワッサンなどのペイストリーやクッキーなど並べます。
エスプレッソのグラインダーの調整が一番時間がかかります。
コーヒー豆はとても繊細なため、冬などで寒い日などは抽出する速度が遅かったりします。
そのため毎朝コーヒーの挽き具合を調整して、味見までしっかり行ってその日のレシピを決めます。
ディカフェも扱っていたため、2回分の調整と味見があるため時間との勝負です。
他にもフルーツやミルクなどの配達が正しくされているかなども確認をします。
私が働いていたカフェはスペシャリティーコーヒーショップだったため、水の濃度とエスプレッソそしてフィルターコーヒーの濃度も毎朝測っていました。
最後にquote of the day(今日の名言)を決めます。
海外ではこのように毎日違った言葉などを取り入れたりして、顧客を楽しませているところが多いです。
バリスタの勉強会
普段のオペレーション以外にも勉強会があります。
海外のカフェは17:00など夕方に閉まるところも多いため、閉店後に勉強会をして集まることもあります。
数カ所の店舗がある場合などには各店舗で働くバリスタたちとの交流の機会でもあります。
勉強会と言っても固い雰囲気ではなく、とてもフレンドリーです。
お互いの意見交換や知見、コミュニケーションなどを深めます。
コーヒーカッピング
コーヒーカッピング(コーヒーの味を確かめる方法)をして、新しいコーヒーはどれが良いか、焙煎度はどのくらいがベストかなど、皆で確かめ合ったりします。
ラテアート大会
一通り落ち着いたあとには、身内だけ(同僚間)でのラテアート大会などもありました。
緊張感はなく、好きなBGMを設定したりと全体的に自由な感じです。
そして二人ずつラテアートをして、みんなで集まり「せーの!」でどちらのラテアートがクオリティが高いか指をさして決めたりします。
ここで得た悔しさやノウハウをもとに、普段のオペレーションで良いラテアートを作り出していきます!
take away(テイクアウェイ)のお持ち帰りカップでも綺麗に。
私もグラスのラテで、ラテアートを実践。
そして公式のラテアート大会も行われることもあります。
他のカフェのバリスタなど様々なコーヒー関係者に会うことができ、良い勉強になります。
ビールを飲みながら行うなど結構自由で、食べ物も用意されていてパーティーのような雰囲気でした。
バリスタのメンテナンス
バリスタはコーヒーを作ることだけが仕事ではないので機械のメンテナンスやクリーニングも行います。
エスプレッソマシンやグラインダーの不具合など、場合によっては業者に頼みますが、自分たちでできることは解決します。
何か起きても冷静に原因を突き止め、判断することが必要です。
定期的なメンテナンスが必要な例として、グラインダーのクリーニングなどはよく行っていました。
機械好きなので、わりと楽しくて私は好きでした。
「いつもありがとう」と気持ちを込めてピカピカに!
こういう気持ちって大事ですよね。
海外でのバリスタ生活はこんな感じです。
他にも細かいところは色々ありますが、今回の記事で雰囲気を楽しんでいただけていたら嬉しいです。
以上が私の「イギリスのカフェで働く!【海外のリアル バリスタライフ】」でした。
この記事があなたのお役に立てれば嬉しいです!
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