こんにちは、Islaです。
イギリスとアイルランドに在住経験があります。
今回の記事は
といった疑問を解説していきます。
小学校や中学校で最初に抑える「be動詞の決まりルール」You+areになる歴史的な背景理由と実際の英会話で使われる表現方法が分かり、理解が深まる!!
be動詞の基本ルール
小学校や中学校で一番初めに習う英語の文法は「be動詞」です。
英語学習をしてきた大人達は、すでに「you」には「are」を使うというセットの基本ルールが頭に入っています。
ですが、初めて英語の文法を学ぶ新世代の子供達は新鮮な気持ちで多くの疑問を抱き、投げかけてきます。
そして、英語学習を再度、新たに始めた大人達の気づきによる純粋な英語ルールへの疑問。
その中でも今回は、実際に英語講師をしていて受ける、純粋な英文法の疑問の一つでもある「何でyouは単数形なのに、複数形のareを使うの?」について解説していきます!
まず、be動詞は主語によって使い分けられます。
英語は日本語よりも数える決まりがあり、単数形と複数形の言い方で分けられます。
I = We
he , she = They
it = they
this = these
that = those
のように代名詞には、それぞれ複数形での言い方が存在します。
youがareで複数形になる理由
「I」が「we」になるのに対し、単数形「you」の複数形は何になるか?
それは変わらず「you」となります。
英語という言語の歴史をさかのぼると、この疑問は解決できます。
昔、単数形「thou」という単語がありました。
この「thou」の複数形が「you」でした。
この時、言葉のニュアンスとして単数形でカジュアルに使われるのが「thou」。
フォーマルで丁寧な言い方として、単数形でも使われるのが「you」と使い分けられていました。
そのため、「you」には元々、単数と複数の両方の意味があります。
時代の流れと共に言葉も変化していき、「you」はカジュアルでもフォーマルでも使われるようになりました。
そして現在「you」のbe動詞が複数形に使われる「are」なのは、昔「you」が複数形として使われていた名残として「you are」と「are」が使われているということになります。
現在では複数として、単体で「you」を扱うことはなく、「you guys」や「you 3」など複数と分かるものを後ろにつけて「あなたたち」と表現されています。
言語は生き物なので、常に進化し続けています。
今後もどのように単語や言葉が変わっていくのか楽しみですね!
英語のルールの疑問が解決することによって、納得し、英語への抵抗が少なくなったり、英語学習がより楽しくなることを願って今回の記事を書きました。
この記事があなたのお役に立てれば嬉しいです!
以上が「なぜyouはareで複数形?【be動詞】口語との違い」でした。
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