アイルランド

アイルランドのロックバンドと音楽好きにおすすめのミュージアム観光

こんにちは、Islaです。

アイルランドに在住経験があります。

 

今回の記事は

パブや観光名所以外にも地元のオススメ観光スポットが気になる。
アイルランドやロックバンドが大好き!ダブリンを満喫したい♪
アイルランドの音楽に興味はあるけど、よく分からないから色々知りたいな

といった方向けに解説していきます。

アイルランドのロックバンドについてやアイリッシュロックンロールミュージアムの見どころ、そして場所や入場料などの詳細もよく分かる!!

アイルランド出身のロックバンド

アイリッシュロックンロールミュージアムを楽しむためにまずは抑えておきたいアイルランドのロックバンドについて簡単に紹介します。

U2(ユーツー)

どの世代でも知っているアイルランド・ダブリン出身のロックバンドと言えばやはりU2だと思います。

U2は1980年にデビューして、これまでにグラミー賞を22回も受賞しています。

U2のWith Or Without Youという曲は、宮部みゆきさん原作の映画「ソロモンの偽証」の主題歌にもなっているため日本でも知っている方が多いと思います。

U2をよく知らない方でもこの曲を聞けばきっと「この曲のバンドか〜!」となるはずです。

 

Rory Gallagher(ロリー・ギャラガー)

Rory Gallagherはアイルランドのコーク育ちで、1963年に活動を開始しました。

ブルースロックの伝説のギタリストで、アメリカの音楽情報誌「ローリング・ストーンの選ぶ歴史上最も偉大な100人のギタリスト」にも入っています。

イギリスの有名なミュージシャン達、クイーンのブライアン・メイは「魔法使い」、レッド・ツェッペリンのジミー・ペイジは「素晴らしいギタリストで愛すべき男」、エリック・クラプトンは「ブルースに呼び戻してくれた人」と彼について言及しています。

 

Thin Lizzy(シン・リジィ)

Thin Lizzyは1969年まさに69(ロック)の年にダブリンで結成されたバンドです。

アイルランドの英雄」と言われた国民的バンドで、アイルランドでは今でもレジェンドとして扱われています。

ボーカル&ギターのPhil Lynott(フィル・ライオット)は髪型がジミ ・ヘンドリックスと似ているため混同されがちです..

The Boys Are Back In Townというこの曲はアメリカの人気ドラマ「スーパーナチュラル」の挿入歌としても使用されていたことがあります。

 

アイリッシュロックンロールミュージアム

ダブリンにはアイリッシュロックンロールミュージアムというアイルランドのロックミュージックの歴史や展示を見ることができる博物館があります。

ダブリンの有名な観光名所であるパブ、テンプルバーの近くです。

建物内を移動するため、ツアーでは2つの場所を見学する形になります。

Google mapで検索をすると別棟の位置が出てきますが、すぐ側の赤い外観の建物から入ります。

アイルランドのロックンロールミュージアムの外観

入り口はこの写真から見て赤い建物の左側に回ったこちらです。

アイルランドのロックンロールミュージアムの入り口

こちらでチケットの購入ができます。

植木鉢がユニークで、ドラムになっていて面白かったです。

アイルランドのロックンロールミュージアムの植木鉢

中を案内するガイド付きのツアーのため、その日の参加人数に合わせて開催する時間が決まっています。

所要時間は約1時間程で、一度に10〜15人のツアーでした。

大人の入場料は€16です。

チケットの詳細など詳しく知りたい方はこちらのIrish Rock ‘n’ roll Museumの公式Webサイト(英語表記)から確認できます。

アイルランドのロックンロールミュージアムのレコード

中に入るとアイルランドのミュージシャンたちの歴史あるレコードやギターの数々を目にすることができます。

アイルランドのロックンロールミュージアムのギター

音を調節するPAコンソールも展示されていました。

ツアーガイドさんが参加者に「アイルランド出身のミュージシャンは?」と聞いていきました。

私は「ロリー・ギャラガー」と答えるとガイドさんは驚いて「ジャパニーズガールがロリー・ギャラガーを知っているなんて感動した!」と握手を求めてきて、ちょっと偏見な感じがしましたが面白かったです。

でも何よりそのガイドさんはアイルランドのロックミュージックが本当に好きなんだな〜と情熱が伝わってきました!

そしてアイルランド出身の有名バンドU2の展示部屋へ。

アイルランドのロックンロールミュージアムのドラム

ここでもガイドさんは「U2を好きな人は?」とまたみんなに質問をしました。

その中で参加者の数人がU2を知らないと言っていて、もちろん全員YESと答えると思っていたガイドさんは驚いていて少しガッカリしていました。

そんなガイドさんを何だか可哀想だなと思いながらもちょっと面白かったです。

もしアイルランドの音楽にあまり詳しくなくても、「アイルランドのロックミュージックを知りたい!」と思っている方は充分に楽しむことができるのでオススメします!

そして、次はこの部屋とはまた別のドラムセットが置いてある部屋に案内されました。

ここでは実際にドラムを叩くことができます!

ガイドさんは「ドラムを叩いてみたい人は?」と募りましたが、誰もいなかったため私は挑戦してみることにしました。

普段はギターを弾くのでドラムはあまり上手くないのですが、久しぶりに叩いたドラムは楽しかったです。

ただ見て回るツアーだけでなく、このような演出があるのは面白いポイントでした!

このツアーに訪れるドラマーの方やドラムに触れてみたい方は、ぜひチャレンジしてみてください。

その後は別棟のこの建物に移ります。

アイルランドのロックンロールミュージアムの外観

入り口付近にはCDがたくさん飾られていました。

アイルランドのロックンロールミュージアムのCD

現在はデジタルのレコーディングなので、アナログテープレコーダーをたくさん見ることができて興奮しました!

アイルランドのロックンロールミュージアムのアナログテープレコーダー アイルランドのロックンロールミュージアムのアナログテープレコーダー

よく見るとアナログテープレコーダーの上に芳香剤が置かれていて面白かったです。

階段のところにもたくさんの展示がありました。

アイルランドのロックンロールミュージアムのアナログテープレコーダー

大きなPAコンソールまで見ることができます。

アイルランドのロックンロールミュージアムのコンソール

最後に案内をされたギターなどの展示があるレコーディングルームのような部屋は見どころ満載でした。

まず目に入るのが大きなレコーディングのコンソール卓です。

アイルランドのロックンロールミュージアムのコンソール

コンソールの上にはお馴染みのYAMAHAのモニターもありました。

実際にレコーディングをする際には様々な音で聴いて確認をするため大きなスピーカーの他に小さなスピーカーも置かれます。

その小さなスピーカーとしてYAMAHAのモニターは定番で、使用されているところが多いです。

アイルランドのロックンロールミュージアムのコンソール

近づいてみるとこのようになっています。

上にあるメーターは音のレベルを確認するためのVUメーターです。

アイルランドのロックンロールミュージアムのコンソール

こちらはフェーダーと呼ばれる音のレベルを調節するスライド式のつまみです。

アイルランドのロックンロールミュージアムのコンソール

丸いつまみはEQと呼ばれるイコライザーで音の周波数を調節して変化を与えたり、様々なエフェクトをかけるために使用されます。

アイルランドのロックンロールミュージアムのギター

アイルランドのミュージシャンに纏わるギターの展示も見ることができます。

アイルランドのロックンロールミュージアムのギター

ロリーギャラガーの写真もありました。

そしてギターピックのレプリカも見れました。

アイルランドのロックンロールミュージターピックアムのぎ

シンリジィのレコードやグッズもありました。

アイルランドのロックミュージック好きにはたまらない展示の数々がありました。

アイルランドのロックンロールミュージアムのレコード

この部屋を抜けるとツアーは終わりで、お土産を買うことができる小さなギフトショップがありました。

音楽好きは特に楽しめる見どころ満載の充実したツアーでした!

ダブリンに訪れた際にはぜひアイリッシュロックンロールミュージアムにも足を運んでみてください。

 

以上が「アイルランドのロックバンドと音楽好きにおすすめのミュージアム観光」でした。

この記事があなたのお役に立てれば嬉しいです!

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