こんにちは、Islaです。
イギリスでのワーホリ経験があります。
今回の記事は
といった方向けに、パート分けして細かく解説していきます。
渡航前にかかる費用がパートごとの解説付きで、実際にどのくらいかかったのかが分かる!!
どんな状況だった?
まず私の場合どのような状況だったかについて軽くお話します。
2016年の冬にYMSビザで渡航して2年間ロンドンに滞在をしていました。
当時は£ポンドがすごく高くて、£1=190円程でした。
留学エージェントを利用して、初めの3ヶ月だけ語学学校へ行き、1ヶ月のみホームステイをしました。
飛行機は片道の直行便で取りました。
渡航前にかかった準備資金
飛行機 | ¥102,000 |
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燃油サーチャージ | ¥7,300 |
空港使用料 | ¥2,610 |
航空券の発券手数料 | ¥5,400 |
10年間有効パスポート申請費用 | ¥16,000 |
YMSビザ申請費用 | £225 (¥41,530) |
NHS健康保険料 | £400 (¥73,832) |
語学学校 授業料 | £1400 (¥258,412) |
語学学校 入学金 | £50 (¥9,229) |
海外送金手数料 | ¥6500 |
空港出迎え費用 | £100 (¥18,458) |
ホームステイ1ヶ月 | £780 (¥143,972) |
滞在先手配料 | £55 (¥10,152) |
海外旅行保険 | ¥138,630 |
合計 | ¥834,025 |
飛行機
飛行機はブリティッシュエアウェイズの片道直行便を取りました。
私の場合大きめのスーツケースを2つも持って行ったので、ロストバゲージが怖かったことと楽だからという理由、そしてブリティッシュエアウェイズに乗りたかったということもあり直行便にしました。
語学学校
私はロンドン中心部にある語学学校で、週15時間の一般英語コースに通っていました。
ロンドンの中心部の語学学校はどこも、それなりの値段がするので比較的安いところを探していました。
語学学校のコースは大体、午前中か午後で分かれているのですが、 ちょうどお昼の時間くらいからの午前と午後の中間のようなコースがある学校があったため、そこに決めました。
費用の高い午前中よりも値段は下がり、午後も遅い終わりにはならないので時間が有効に使えて良かったです。
ロンドンの語学学校の感想や様子を書いた記事はこちら。
ホームステイ
ホームステイは一つの経験として良いかなと思ったことと、とりあえず英語漬けの生活にしたかったため初めの1ヶ月のみ語学学校のアコモデーションで手配しました。
食事は朝と夜の2食付きでお願いをしていました。
場所は、ロンドンのzone1,2は中心部に近いため値段も上がるので、zone3に滞在をしていました。
zone4だともう少し安くはなりますが、遠いうえに交通費もかさむと思ったためzone3にしました。
ロンドンのzoneについては地下鉄のマップをよく見ると分かります。
海外旅行保険
海外旅行保険は日本の会社を利用させていただいて、そのプランの中でも1番安いものを選びました。
現地で保険会社と提携している病院に行った際には、保険会社が負担してくれるので、その場で支払わなくて済むキャッシュレスの制度があるものを初めに1年間利用していました。
長期滞在の場合の海外旅行保険の契約は、大体1年間スタートで、2年間などの滞在で必要であれば1年後にまた更新し、その時に1年分の支払いが再度あるので注意が必要です。
日本の海外旅行保険は基本的に現地からは申請できないようです。
なので、初めはクレジットカードなどの保険で済ませて後から別の日本の海外旅行保険に申し込むことはできないので注意してください。
海外旅行保険は、日本から海外に旅行に行く時の保険なので、1度国外に出てしまうと申請ができないのが現状です。
抑えられた費用
かかった費用の合計金額を見て「結構かかるな…」と思った方、大丈夫です。
当時のレートが190円程なので、今は当時ほどかからないと思います。もちろん何をするかにもよりますが、仮に£1 = ¥140 で計算すると上記の値段から15万程安くなります。
ここで、こうしたらもっと費用を抑えられたかなと思う点を上げていきます。
飛行機選び
まず、飛行機を乗り継ぎ有りの便にしたらもう少し安く出来たと思います。
さらに私の場合は、留学エージェントを利用していたので、そこで航空券もとっていただきました。それにより手数料がかかりました。
そのため、乗り継ぎ便を自分でとっていたら2~3万程安くなったのかなという感じです。
現在はアプリやウェブサイトなどで簡単に航空券をとることができるので、自分でとることをおすすめします。
自身での飛行機のとり方について解説している記事はこちら。
ホームステイについて
次に、ホームステイについてです。
ホームステイは経験としては良かったかもしれませんが、正直なところあまりおすすめはしません。
と言うのも当たり外れが大きく、ホストの方々は収入が欲しいためビジネスとしてやられていることが大半なので好意的ではないご家庭が多いのが現状です。
食事も、家にはよりますが簡易的なものが多く、朝食など自分で買ったものを食べたりもしていました。
ホームステイは費用も高いので、ここを変えていたら滞在費がわりと抑えられたのかなと思います。
私の経験からだと、どうしてもホームステイが気になっている方がいたら1,2週間で良いような気がします。
私のホームステイ体験について気になる方はこちらの記事をどうぞ。
空港の出迎え
それから、空港出迎え費用。
私の場合は飛行機が遅れて夜に到着したこととスーツケースを2つも持っていたので利用しても悪くなかったのかなという感じですが、やはり高いのでスーツケース1つで到着時間があまり遅くならない場合などは自力で目的地まで行くことをおすすめします。
ロンドンはWiFiも色々な場所で繋がり、地下鉄も分かりやすく至る所にマップが書いてあります。
本当にわからない時には人に聞けば教えてもらえるので大丈夫です。
ロンドンの地下鉄は、あまり難しくないので目的地まですぐにたどり着けると思います。
ロンドンの地下鉄やバスの乗り方が心配な方はこちらの記事を参考にしていただければイメージが湧きやすいかと思います。
服や雑費
最後に、服や身の回りの化粧品類などの事前準備費用にわりと使ってしまったことです。
暖かい服装を用意したりしていましたが、当時はポンドがかなり高かったので日本で準備していった方が安くすむかなと思い、つい買い込んでしまいました。
でも荷物が増えてパッキングが大変になるので服に関しては本当に最低限で済ませて現地で揃えれば良かったと強く思います。
安いお店もあり、生活をしていると結局買うことになるので沢山用意する必要はありません。
ファッションが好きな方も現地で揃えたら楽しいと思います。
他にも普段から使用していた化粧品類なども気に入っていたのでいくつか揃えたりもしました。
でも日本の製品を長く使っていると、せっかくイギリスにいるのに現地の製品を試さないなんてつまらないなーと思えてきます。
長期滞在の場合は結局現地のものを購入することになるため、アレルギーなど気にかかることが無い方は、準備を必要最低限のもので済ませることをおすすめします。
海外にはないものや個人的に重宝しているものなどは本当に必要か今一度考えて最低限に決めると良いです。
ここで無駄に消費せずに、現地で使った方が荷物も減るし楽しいはずです。
上記の項目全てを抑えると6~8万くらいは抑えられたと思います。
他にも語学学校に行くなら時間を午後のクラスにしたり、通う期間や場所を変えればさらに安く済ませることができます。
まとめ
午後のクラスや安めの語学学校3ヶ月とホームステイなしの場合で事前にかかる費用は40万〜50万程で済ませられると思います。
それに加えて、最初の1~3ヶ月の生活費を含む残高証明分の金額を用意します。
2021年からHISの健康保険申請料と残高証明の金額が上がったため準備資金はかさみますが、80万程あればイギリスのワーホリは可能になる計算です。
英語がある程度できる方は、語学学校に行かない場合さらに安く済ませることが出来ます。
仕事もロンドンの場合だと沢山あるので、本当に働きたい気持ちがあれば3ヶ月以内には見つかるはずなので心配しなくても大丈夫です。
英語力が乏しい人でもロンドンで、周りに仕事が見つからずに破産した、帰国しました、みたいな人には会ったことがないので安心してください。
働くことが出来ればチップももらえるため、日本円は使わなくても余裕で生活ができるようになります。
そのため初期費用だけあれば「1年間でこれくらい必要」のような、よくある計算はしなくても大丈夫です。
仮に計算したところで絶対にその通りには行かないと思うので、費用について不安であれば現地で働く為の努力をするに限ります。
それぞれ目的や、やりたいことなど違うと思うので、あくまでも個人的な見解ですが大体の目安としました。
私も当時はすごく不安だったのでいつ渡航できるのかと考えていました。
当時「1年間でこれくらい必要」といった記事を多く見かけ、それを見る度に準備に相当な時間がかかりそうで、英語力も乏しかったため気が遠くなりそうな気持ちで毎日情報を集めていました。
でも実際にイギリスで暮らしてみると意外と平気でやっていけるんだなという感覚と、挑戦をしていくことがとても楽しく思えました。
そんな過去の経験から今イギリスでワーホリをしたいと思っている方の後押しができたら良いなという気持ちで執筆をしました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
以上が「実際にかかったイギリスのワーホリ準備費用」でした。
この記事があなたのお役に立てれば嬉しいです!
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